Bosnia・Herzegovina ~ボスニア・ヘルツェゴビナ Mostar モスタール~


Mostar~モスタル~

2つの民族を繋ぐ美しい橋 スタリ・モスト


通称:平和を祈る橋
オスマン・トルコ時代の16世紀、
西側にクロアチア系カトリックが住み、東側にはイスラム系が住んでいたこの街に建設されたこの橋は、
2つの民族をこの橋で繋ぎ、平和に共存をしていました。
ところが1991年に旧ユーゴスラビア内戦が勃発し、民族が入り混じるこの町は泥沼の戦いに巻き込まれ、
血を血で洗う抗争が繰り広げられ、多くの住人が命を落しました。
両民族の平和と共存を繋げていたスタリ・モスト橋もこの時に破壊されました。
今の姿は、内戦後、両民族の努力によって2004年に再建されたものだそうです。

 街は元の美しい姿に

今は平和に落ち着き、カトリック系とイスラム系が以前と変わらず共存しています。

   スタリ・モスト横のチビ橋

  

橋の再建後、橋の周りの復興がなされ、多くの観光客が訪れる素敵な元の街に戻っています。

  

  

可愛いランプや手作りの陶器や革製品が並ぶ

  

ですが、平和で美しい街の中には、銃弾の残った民家や破壊された建物そんな悲しい歴史の爪痕もまだ至る所に残ってます。

 

 半分だけ修復されたビルとむき出しの爪痕。

人の心の象徴のよう。傷は癒えたようでも平和な未来へ進むため塗り隠しているだけなのかもしれない。

   まだ苦しんでいる人も・・います。
それでも、この街は安定した平和へと進んでいます。

橋を一望できるカフェの屋根に書いてあった言葉が深く心に突き刺さりました。

  

” Don’t forget but do forgive forever ”

直訳だと「忘れてはいけない、しかし永遠に許そう」

この言葉には深い深い重みと意味、教えがあると思います。

つい最近ここで悲惨な紛争が起きたとは思えないほど街の人たちは明るく親切でした。
それは、街の人たちの心にこの言葉があるからなのだと感じました。

  

モスタルの美しさは街並みだけではなく、人の心の中にあるのだと思います。
大切なことをたくさん教えてくれたモスタル。
2度と壊されることなく平和をこれからも繋げていきますように。

Pray for the Mostar




コメントをする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA